シンガポール旅行記②

シンガポール旅行記①の続きです。

 


前回かなり詳しく書きすぎて、入国まで行かなかったのですが(笑)書くことに重点を置いていきたいのでこのペースでいきます。

 

 

 

とにかく広くて綺麗なチャンギ国際空港

入国審査を終え、現地ガイドさんが待つロビーへ。今回のツアーでは空港からホテルまでの送迎が付いていました。日中は自由行動です。

 


到着ロビーでは同じバスに乗って市内まで送迎してもらうお客さんをしばらく待ちました。その間に両替オッケーと言われました。現地で両替する方がお得らしいです。

待っている間に空港のWi-Fiにアクセス。Wi-Fi用の機械があって、そこにパスポートをかざすとパスワードが表示される形式でした。

 


バスに乗り込みホテルへ

乗り合わせのお客さんはみんなHISのツアー客でした。様々なホテルをまわり、私が泊まったホテルへ行ったのは最後。道が混んでいたこと、たくさんのホテルに寄ってその度にガイドさんがチェックインまで手伝っていたので待ち時間がとっても長くて、なんと2時間以上もバスに乗っていました。

ガイドさんの説明は色々聞けたし、車窓でシンガポールの街を結構見れて最初は楽しかったのですが、だんだん今晩の予定が崩れてきてイライラ(笑)

車窓からマリーナベイサンズ

車窓からアラブストリート

チャンギ国際空港から市内までは30分程度の距離なので、こんなことなら送迎なくて良かったな、と後悔しました。

 


ホテルに着いたのは7時半過ぎ。到着からなんと3時間が経過していました。

宿泊したのはHiltonシンガポール

シンガポール一番の目抜き通りであるオーチャードロードに面していて、アクセスは抜群です。ホテルの中は広いレストラン、1、2階にはブランドショップ、屋上にはプールもありました。(行ってませんが)

荷物を部屋に置いて、ベッドに倒れこむと長時間バスに乗っていた疲れとイライラからもう動きたくなくなります。

ですが計画ではこの日はさっそくマリーナベイとガーデンズバイザベイのショーを観るつもりでした。

なんとか気力を振り絞って街に出かけます。

路線図

シンガポールは東南アジアの中でもダントツで治安がいいので、夜に出歩いても安心です。

賑やかな街で結構夜遅くまで人も多いし街が明るいです。

ホテルから徒歩5分ほどの地下鉄の駅へ向かって切符を買おうとするとちょっとトラブルが。

切符の買い方が難しいわけではないのですが、大きなお札が使えなかったのです。

私たちは約3万円分を両替した後何もお金を使っていなかったので、小銭もゼロでした。

じゃあどうすればいいのか分からなくて困っていたら、親切なおじさんが両替所を教えてくれました。

駅によって使えるお札の大きさに大小はあるのですが、細かいお金でなければ入らないことが多いので注意が必要です。

両替所でお金を変えてもらい、なんとかマリーナベイへ。

地下鉄は種類がとてもたくさんありますが、色分けされていてかなり分かりやすく、迷うことなく乗れました。

電車内の注意書き

地下鉄の中では飲食厳禁です。

街中でも飲み物を飲んでいいところとダメなところが分かれていて、すぐに罰金されてしまいます。ガムは持ち込み禁止、飴ちゃんを舐めていても罰金されます。

 


まずはガーデンズバイザベイという植物園のショーを観る予定でしたが、到着するともう始まってました(笑)

真下から寝そべって観るのが定番なのですが、叶わず…

遠目でも綺麗でしたが、、、

その後マリーナベイサンズの中を通り抜けて、急いでマリーナベイで行われるスペクトラという噴水ショーを見に行きます

ですがこれも始まってました、、、(涙)

ここまで予定が崩れたのもバスのせいだ!と思いましたが、ショーがやってなくても十分綺麗なマリーナベイエリア

マリーナベイサンズの高級なショッピングモール、サンズエキスポなもすごく綺麗でした。

お店の中に船が通ります(笑)

 


ここまで観る予定だったショーを2つとも中途半端に逃してしまったので、この日最後の10時からのスペクトラというマリーナベイサンズで行われるショーは見逃すまい、と思い、マリーナベイサンズの展望デッキへ行くことに。

f:id:tree-peony:20190627002406j:image

マリーナベイサンズの展望デッキから
f:id:tree-peony:20190627002413j:image

スペクトラが見えます

f:id:tree-peony:20190627002206j:image

下のすごい形の建物はLOUIS VUITTONでした

f:id:tree-peony:20190627002534j:image

インフィニティプール

マリーナベイサンズの有名なインフィニティプールは宿泊者しか入れません。同じ階に誰でも入れるバーがあるのですが、お子さんも含めご家族で安心して夜景を楽しめるのは展望デッキです。

展望デッキは有料で、ネットで事前にチケットを買った方が割安になります。

タワー3に展望デッキ行きのエレベーターがあるので、そこからグングン登って外へ出ると圧巻の景色で、疲れもイライラも(?)吹っ飛びました(笑)

展望デッキへ登るかかなり迷ったのですが、登って良かったです〜

ショーは結構遠くて音も小さかったのですが、座って見れて大満足でした。

展望デッキからはガーデンズバイザベイなども見下ろせます。上から見ると格別です。

f:id:tree-peony:20190627002718j:image

ガーデンズバイザベイ


そして食べ逃していた晩御飯をどうするか、、、かなり揉めたのですが(笑)、もうお店が開いている時間ではなかったし、機内食であまりお腹も空いていなかったので、とりあえずホテルに帰って近くのコンビニで済ませることに(笑)

 


ホテルに帰ろうと思ったら、またまた困ったことが。

宿泊したホテルはオーチャードロードに面した立地がいいホテルだと聞いていたのですが、なんとオーチャードロードは横断歩道がありません。交通量がかなり多いので、信号を設けたら渋滞の原因になるのでしょうが、、、

道路を渡りたいときは全て地下に行かなければいけないのです。

地下はただの空間(?)じゃなくて、ショッピングモールになっているので、方向が全く分からなくなり、初日はホテルがある通りに出る出口が分からずかなり苦労しました…

地上に出ては、反対側…地上に出てはこっち側じゃない…辛かったです(笑)

f:id:tree-peony:20190627002910j:image

横断歩道がありません

f:id:tree-peony:20190627004105j:image

地下はion(アイオンと読む)というショッピングモールになっています

 

やっとの思いでセブイレに行き、食料を購入してホテルへ帰ります。

セブイレはホテルの隣にあってとっても便利でした。

f:id:tree-peony:20190627003036j:image

一応日本に売ってないものを、、、と思ってチョイス。セブイレでチンできました。(機内食との差が激しい)

味はまぁまぁ美味しかった記憶です。

ちなみに飲み物は100Pulsがおススメです。

f:id:tree-peony:20190627003122j:image

シンガポールはめちゃくめちゃくちゃ暑いので、炭酸系を飲みたくなると思いますが、下手にファンタとか選んでも日本と味が違うので不味いと感じるかもしれません。(甘ったるくて私は苦手です)

この100Pulsは以前マレーシアに行ったときからハマったのですが、アクエリアスの炭酸みたいな味です。美味しいです!しかもレモンとか色んな味が売ってました。(そっちも飲みましたが美味しかったですよ)

 


ホテルは綺麗でしたが、ホームページではWi-Fiは有料と書いてありました。この時代、ヒルトンホテルでそんなことがあるのか半信半疑でしたが、バスで空港から送迎してもらった時にガイドさんがフリーWi-Fiいると教えてくれました。なのでフリーWi-Fiに繋げようと思いましたが、ホームページへアクセスするとWi-Fiの設定のところに(10$)と書いてあって、有料なのかと思いました。

街中で使用するためにグローバルWi-Fiをレンタルして行っていましたが、容量に制限があるので、ホテルのWi-Fiを使いたかった私はロビーに聞きに行って、何度も本当に無料か確認してやってもらいました(笑)

チェックアウトの時お金を請求されなかったので無料だったみたいで安心しました。

あとドライヤーがどうやら壊れていたみたいで使えませんでした。お風呂から上がってから気付いたのでロビーに行く気が出ず、、、明日言おうと断念してその日は寝ました。(笑)

 

 

 

1日目終了(シンガポールと1時間時差があります)

シンガポール旅行記①

今年の3月に2泊4日でシンガポールに旅行に行ってきました。

 

1日目

 

朝から新幹線で中部国際空港へ。

本当は関西国際空港の方が近いのですが、ツアーに空席がなかったので、中部国際空港に行くことに。

 

名古屋駅で降りて、中部国際空港行きの特急ミュースカイに揺られること28分。

 

f:id:tree-peony:20190623125813j:image

中部国際空港出発ロビー

セントレアに到着。国内線も国際線も出発ロビーは3階です。

いつもなら、カメラを片手に展望デッキに行くのですが、今回は国際線なのですぐに搭乗手続きを。

f:id:tree-peony:20190623131255j:image
f:id:tree-peony:20190623131250j:image

 

出発の2時間前集合でしたが、30分ほど早めに到着しました。乗る便はまだ掲示板に出てません。

 

今回予約したのは往復シンガポール航空ビジネスクラスで行く、2泊4日のツアーです。

人生はじめてのビジネスクラスを、世界的に評価の高いシンガポール航空で体験できることに終始テンション上がりっぱなし(笑)

連れて行ってくれた母に本当に感謝です。

 

旅行会社のカウンターで、チケット諸々を受け取ると、まさかの出来事。

 

今回搭乗するB787-10はシンガポール航空が世界で最初に導入した最新の機材で、1-2-1のスタッガードシートでした。

家族で横並びに席を予約していたので、必ず窓側に座れて、しかも通路にも出られると思っていたのですが…

ビジネスクラスのシートは11〜20まで列があって、そのうち16列目だけ唯一窓なし席でした。

その列に家族が並ぶことになると、機窓からの景色が見られない。これは願うしかなかったのですが、渡されたチケットはまさかの16列目。

落ち込みながらも、(大混雑のエコノミークラスの搭乗手続きの列を横目に笑)ビジネスクラスの搭乗手続きのレーンに並ぶと、可愛らしい笑顔がとても印象に残っているJALの制服を着たグランドスタッフさんが対応をしてくださいました。(本当に可愛かった!)

すると、こちらから申し出た訳でもないのに、窓ありの席に変更することを提案してくださりました。良かった〜

窓ありの15列目に変更してもらい、出国手続きへ。

保安検査、出国手続きを終えると免税店があります。今回は事前にネットで化粧品等々を予約していたので、受け取るだけで済んでとっても楽でした。しかも事前にネットで予約すると5%割引もあるのでお得ですよ。

f:id:tree-peony:20190623152604j:image

乗り場から見える飛行機

キャセイパシフィック航空ベトナム航空、シンガポール航空の翼が並びます

そして楽しみにしていたANAラウンジへ。

f:id:tree-peony:20190623152700j:image

専用のエレベーターで下の階に行くと、ANAラウンジがあります。JALサクララウンジは別のエレベーターなので注意。

f:id:tree-peony:20190623152812j:image

中は奥に広くて、窓からは機体がよく見えました。食事はお寿司やらパンやらカレーやらパスタやら。一応朝なので朝ごはんっぽいメニューが並んでいました。

機内食もあるので、たくさんは食べられないけど、かなり美味しかったです。

飲み物もソフトドリンクや、ワインが豊富にありました。

他にも新聞や雑誌があって、登場までゆったりとした時間を過ごせました。お手洗いも空いていて、綺麗で広くて快適。ただラウンジ内までは搭乗開始の案内が放送されないので、ぼーっとしてると乗り遅れます。

 

f:id:tree-peony:20190623153221j:image

ラウンジから見えたキャセイパシフィック航空A350

ラウンジでゆっくりしすぎて、搭乗案内開始後真っ先に乗ることはできませんでしたが、エコノミークラスとは搭乗レーンが別れているので、特に並ぶことなくらくらく搭乗。本当に快適。

 

f:id:tree-peony:20190623155011j:image

今回乗るシンガポール航空SQ621便

中部国際空港発ーシンガポール・チャンギ国際空港

搭乗ゲートのところに、先程担当してくださったグランドスタッフさんがいらっしゃいました。私たち家族のことを覚えていてくださって嬉しかったですね〜
f:id:tree-peony:20190623155015j:image

 

運命の分かれ道で左手に進み、いよいよ搭乗。

f:id:tree-peony:20190623155131j:image

機内は割と空いていました。

席に着くと、すぐにおしぼりが配られたり、CAさんが家族写真を撮ってくれたり(笑)、担当CAさんが挨拶に来てくださったり、と至れり尽くせり。

f:id:tree-peony:20190623155126j:image

そして離陸前にウェルカムドリンクが運ばれました。オレンジか白ワインで選べます。(未成年なのでもちろんオレンジ)

なんかよく分かりませんが、ただのオレンジジュースではなくて、ピリピリしました笑

このドリンクは飲み干す前にさっさと下げられます。(離陸の時にグラスがあると危ないので)

 

アメニティもかなり豪華で、スリッパ・ふかふかのクッション・あったかいブランケット・ヘッドホンなどなどとても充実してましたf:id:tree-peony:20190623191238j:image

とってもお洒落な機内ビデオ。画面も大きいです

 

f:id:tree-peony:20190623191409j:image

離陸直後。右奥に見えているのがセントレアです

機窓がある席でよかった〜(笑)

ちなみに、1つの座席で窓が2つ分あるので、翼なしの景色も撮れます。

 

離陸すると早速食事が始まります。f:id:tree-peony:20190623191706j:image
f:id:tree-peony:20190623191658j:image

メニューは日本食と洋食の2種類。

洋食はメインをまた3種類から選べました。

私は洋食のコースで、メインはシンガポール料理だとCAさんが教えてくださった海鮮ジンジャーガーリックソース炒めをチョイスしました。

 

f:id:tree-peony:20190623191953j:image

カナッペのチキンとビーフシンガポールサテー

搭乗から30分後、離陸後シートベルトサインが消えると割とすぐに出てきました。

ドリンクはかなり種類があったのですが、私はパイナップルジュースを選びました。果肉がゴロゴロ入ってて美味しかったです。飲み物がなくなる度に、頼まなくてもパイナップルジュースを持ってきてくださりました(笑)

機内は乾燥するので水分はたくさん摂るに越したことはないのですが、お腹が膨れます(笑)

このあと昼食までは1時間半ほど時間があったので映画を観ることに。

ビジネスクラスWi-Fiが30MB無料だったので、その設定をしようとしましたが、上手くできず。CAさんにやってもらいました。30MBだと全然何もできない、と思えますが、LINEだけだったら充分でした。LINEで写真も数枚送れました。

それから今回は初めてのビジネスクラスということもあって、記念にフライトログブックを頼んでみようと決めていて、作って持ってきていました。

CAさんの手が空いていらっしゃる時に、なるべく迷惑にならないようにお願いするのがマナーだと調べていたのですが、いつ渡せばいいか全然分からなくて終始ソワソワ(笑)

昼食が始まるとCAさんも忙しいので、意を決して通りかかったCAさんにお願いしました。緊張した〜

 

いよいよ昼食

f:id:tree-peony:20190623192610j:image

前菜のサーモンマリネとジャガイモとキュウリのサラダ添え

左のお皿にはパンが運ばれました
f:id:tree-peony:20190623192621j:image

メインの海鮮ジンジャーガーリックソース炒め

これはかなり美味しかったです
f:id:tree-peony:20190623192626j:image

デザートのチョコレート・トリュフ・アイスクリーム

トリュフが入っていたと今知りました(笑)

庶民は食べても気づきません〜

f:id:tree-peony:20190623192616j:image

季節のフルーツ

かなり大量のいろんな種類のフルーツをワゴンに載せて運んで来てくださり、そこから選びました。縦に切れ目が一応入っていましたが、丸々一個とはびっくり(笑)

 

前菜からここまで1時間ほど。

1人一本ペットボトルのお水を配ってくださいましたが、相変わらずパイナップルジュースはすぐ出てきます(笑)

優雅な昼食でした。

 

その後はせっかくのフルフラットシートを堪能しようとリクライニングを全開にして映画を見ると、簡単に寝てしまいました(笑)

快適すぎて映画が全然進みません。

気を取り直して、『コーヒーが冷めないうちに』をみたのですが、初めて飛行機の上で泣いてしまいましたね。(CAさんもびっくり)

それから、トイレにもアメニティが豊富で、歯ブラシがあったので歯も磨けました。

CAさんと写真を撮りたいと密かに思っていたのですが、これもタイミングが分からずソワソワ。最終的に降りる時にお願いすることにしました。

 

そんなこんなであっという間にシンガポールの街が見えてきました

f:id:tree-peony:20190623193758j:image

そして、チャンギ国際空港に着陸

f:id:tree-peony:20190623193913j:image
チャンギ国際空港を機窓から
f:id:tree-peony:20190623193856j:image

スターアライアンス塗装のシンガポール航空B777-312

そして、担当CAさんがフライトログ帳と一緒にお土産を持ってきて下さりました。

f:id:tree-peony:20190623194320j:image

B787-10搭乗記念のクマのぬいぐるみ
f:id:tree-peony:20190623194317j:image

シンガポール航空とコラボしているミッキーのネームタグ(スーツケースにつけるやつ)

f:id:tree-peony:20190623201300j:image

自分で分かるところは埋めてから渡しました。パイロットの方のサインが入ってて感動。コックピットまで持って行って下さったことがとっても嬉しかったです。

f:id:tree-peony:20190623201303j:image

外資系は受け取ってもらえない、とか全部埋めてもらえない、と聞いていたのですが、かなり丁寧にコメントまで下さりとっても嬉しかったです。頑張って頼んでみて良かったです。

書いて頂けただけで喜んでいたのに、お土産までいただけて、とっても嬉しかったです。

そしてお写真も撮ってもらいました。

f:id:tree-peony:20190623201105j:image

シンガポール航空の女性のCAさんの制服はサロンケバヤというシンガポールの民族衣装です

色が4種類あって、青→緑→赤→紫と昇格していくらしいです

担当だった日本人の女性のCAさんは緑のリーディングスチュワーデス、Wi-Fi設定もやって下さった男性のCAさんはなんとなんと紫のネクタイをお召しの客室責任者さんだったようです。

紫の制服を着れるのは世界で数人しかいないらしく、出会えたら相当ラッキーです。(男性CAはネクタイの色で区別されています)

 

初めてのシンガポール航空。サービスがとっても良くて、機内食も美味しくて大満足でした。

 

あまりに長くなりすぎたので、入国してからは次回にします。